いぬねこラボ

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かけがえのない家族の一生を健康リスクから守るために。
「防ぐ」は「治す」と同じくらい大切です。
フィラリア予防
蚊が媒介する寄生虫(フィラリア=犬糸状虫)による感染症です。
蚊に刺されて感染したまま駆虫せずにいると、幼虫は動物の体内で成虫になり、最終的には心臓や肺動脈に寄生して全身の血液循環を阻害します。
蚊が出るシーズン中は毎月必ず予防薬で駆虫することが重要です。
投薬開始前には感染していないことを確認するために血液検査が必須となります。
猫の飼い主様へ
猫もフィラリアに感染します。完全室内飼いであっても感染リスクはゼロではありません。
猫の場合、診断・治療が難しく、重症化すると突然死を招くこともあります。くわしくはご相談ください。
予防時期
4月~12月まで毎月投薬 ※蚊を見なくなってから1カ月後まで
予防薬(*)
錠剤タイプ
体 重 〜5kg
1,100円〜
体 重 5kg~10kg
1,650円〜
体 重 10kg~15kg
2,200円〜
検査費用
フィラリア検査 1,650円 ※診察料が別途かかります
*予防薬について
いぬねこラボでは、現在主流のオールインワンタイプ(フィラリア+ノミ・ダニ+おなかの虫をまとめて駆虫できる予防薬)は推奨していません。フィラリア予防には昔ながらの「錠剤」を推奨しています。
ノミ・ダニ予防
ノミ・ダニ(マダニ)は吸血してかゆみや皮膚炎を引き起こすだけでなく、さまざまな感染症を媒介します。 春から秋にかけてが繁殖シーズンですが、気温が13°以上の環境であれば冬でも繁殖可能であることから、現在は通年予防が基本です。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
ダニが媒介する感染症にSFTSがあります。ヒトでは2023年10月までに全国で930症例が報告され、 103名が死亡しています。以前は西日本に集中していましたが、2019年、2021年に関東圏でも症例報告があり、注意が必要です。
2017年以降、イヌとネコでもSFTSの発生が確認されています。また飼い主へのマダニを介さない感染が毎年数例報告されています。発症したネコでは致命率が高く、イヌでは不顕性感染が多いと考えられています(NIID国立感染症研究所報告より)。感染しないためには、マダニに咬まれないことが重要です。
予防時期
一年中
予防薬(*)
スポットタイプ
*予防薬について
いぬねこラボでは、現在主流のオールインワンタイプ(フィラリア+ノミ・ダニ+おなかの虫をまとめて駆虫できる予防薬)を推奨していません。ノミ・ダニ予防には皮膚に滴下する「スポットタイプ」を推奨しています。
混合ワクチン
ウイルスによる感染症を予防するためのワクチンです。
ウイルスによる感染症は治療が困難であるため、ワクチンで感染リスクを減らすことが何より重要になります。飼育環境や生活スタイルに応じて種類を決め、健康をしっかり守っていきましょう。
予防接種
犬:5種混合ワクチン・8種混合ワクチン
猫:3種混合ワクチン
接種間隔
3年に1回(年1回の抗体検査により感染防御能を確認)
犬~ワクチンで予防できる感染症
コアワクチン(必須)
犬ジステンパー/犬アデノウイルス2型感染症/犬伝染性肝炎/犬パルボウイルス感染症
ノンコアワクチン(選択)
犬パラインフルエンザ/犬レプトスピラ感染症4種(黄疸出血型・カニコーラ型・グリッポチフォーサ型・ポモナ型)/犬コロナウイルス感染症
猫~ワクチンで予防できる感染症
コアワクチン(必須)
猫ウイルス性鼻気管炎/猫カリシウイルス感染症(三価)/猫汎白血球減少症
ノンコアワクチン(選択)
猫白血病ウイルス感染症/猫クラミジア感染症
狂犬病予防
狂犬病予防法により年1回の接種が義務付けられています。
接種するとお住まいの区市町村から狂犬病予防接種済票(鑑札)が交付されます。
避妊・去勢
避妊・去勢手術は、望まれない妊娠を避けるだけでなく、生殖器の病気を予防し、性ホルモンに起因する様々な問題を抑制する上でも有効です。
推奨時期
生後半年 ~ 成長に応じて
マイクロチップ
令和4年6月1日より、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫についてはマイクロチップの装着が義務化され、飼い主になる際にはご自身の情報に変更する必要があります。
すでに飼っている犬や猫でマイクロチップ装着をご希望の方はお問い合わせください。
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